既卒の就活で内定をもらった後の返事はどうすればいい?

既卒の就活で内定をもらった後の返事はどうすればいい?

既卒の就活で内定をもらったら、まずはできるだけ早くお礼を伝え、承諾・保留・辞退のどれかを採用担当者へ返事します。返事を待ってもらいたい場合は、内定通知に書かれた回答期限を確認し、期限までに結論が出ないときは早めに相談しましょう。

返事の方法は、企業から指定された方法を優先します。指定がなければ、電話で受け取った場合は電話とメール、メールで届いた場合はメールで返すのが基本です。

内定後の返事は3つのパターンに分かれる

内定後の返事は、状況に応じて「承諾」「保留の相談」「辞退」のいずれかを選びます。返事をしないまま放置するのは避けてください。

返事の種類 この場合に選ぶ 対応
内定承諾 その企業に入社したい お礼を伝え、入社意思を明確にする
回答期限の延長相談 他社の選考結果を待ちたい、家族と相談したい 期限前に理由と希望日を伝える
内定辞退 入社しないと決めた できるだけ早く謝意と辞退の意思を伝える

内定を承諾するときの返事

入社を決めた場合は、内定へのお礼と承諾の意思を簡潔に伝えます。企業から承諾書などの提出を求められている場合は、書類の提出期限と提出方法も確認してください。

メールでの例文

件名:内定承諾のご連絡/氏名

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇〇〇です。

このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
内定をありがたくお受けし、貴社への入社を決めましたので、ご連絡いたします。

入社後は一日も早く業務を覚え、貢献できるよう努めてまいります。
今後の手続きや提出書類について、ご指示いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

氏名
電話番号
メールアドレス

電話で伝える場合

電話では、次のように伝えれば問題ありません。

「お世話になっております。〇〇〇〇です。採用ご担当の〇〇様はいらっしゃいますか。先日は内定のご連絡をいただき、ありがとうございました。検討した結果、内定を承諾し、入社させていただきたいと考えております。今後の手続きについて、ご指示いただけますでしょうか」

担当者が不在の場合は、用件を伝言してもらい、同じ内容をメールでも送っておくと意思が伝わりやすくなります。

すぐに決められないときは返事を保留できるか

他社の選考結果を待ちたい場合などは、回答期限を延ばせるか企業に相談できます。ただし、延長が認められるとは限らないため、無断で期限を過ぎないことが重要です。

相談するときは、「いつまで待ってほしいか」を具体的に伝えます。「もう少し待ってください」だけではなく、希望する回答日を示しましょう。

回答期限の延長を相談するメール例

件名:内定のお返事についてのご相談/氏名

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇〇〇です。

このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。大変ありがたく、前向きに検討しております。

恐縮ですが、今後の進路について慎重に検討する時間をいただきたく、回答期限を〇月〇日まで延長していただくことは可能でしょうか。

こちらの都合によるお願いとなり、申し訳ございません。ご検討いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

氏名
電話番号
メールアドレス

返事を保留したい理由は、詳しく説明しすぎなくても構いません。ただし、企業が判断しやすいように「他社の選考結果を待っている」「家族と相談したい」など、必要な範囲で伝えるとよいでしょう。

内定を辞退するときの返事

入社しないと決めた場合は、できるだけ早く企業へ連絡します。返事を引き延ばすほど、企業の採用活動や入社準備に影響するためです。

辞退の理由は、詳細まで説明する必要はありません。「慎重に検討した結果、別の進路を選ぶことにした」と伝えれば、一般的には十分です。強い引き止めを受けた場合も、入社しない意思が固まっているなら、感情的にならず同じ意思を繰り返します。

内定辞退のメール例

件名:内定辞退のご連絡/氏名

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇〇〇です。

このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

大変恐縮ですが、慎重に検討した結果、今回の内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

貴重なお時間を割いて選考していただいたにもかかわらず、このような結果となり申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。

何卒ご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。

氏名
電話番号
メールアドレス

辞退の連絡が遅れた場合は、「ご連絡が遅くなり、申し訳ございません」と一言加えます。担当者から電話で連絡を受けた場合や、企業から電話での連絡を求められた場合は、メールだけで済ませず電話で伝えましょう。

返事をする前に確認する項目

内定を承諾する前には、入社後の条件を確認しておくと、入社後の行き違いを防げます。内定通知書、労働条件通知書、雇用契約書などに記載された内容を確認してください。

  • 入社日
  • 勤務地と転勤の有無
  • 雇用形態
  • 仕事内容
  • 給与と手当
  • 勤務時間、休日、休暇
  • 試用期間の有無と期間
  • 入社までに提出する書類

書類に書かれていない条件や、面接で説明された内容と違う点がある場合は、承諾前に採用担当者へ確認します。分からないまま「承諾します」と返事をせず、確認したい項目をまとめて質問しましょう。

内定承諾後に辞退したくなった場合

内定を承諾した後でも、やむを得ず辞退を申し出るケースはあります。その場合は、決断した時点で速やかに企業へ連絡し、まず電話で意思を伝えたうえで、必要に応じてメールや書面を提出します。

ただし、承諾後の辞退は企業の準備に影響するため、安易に承諾と辞退を繰り返さないことが大切です。迷いがある場合は、承諾の返事をする前に回答期限の延長を相談し、仕事内容や条件を確認してから判断しましょう。

既卒の就活で返事に迷ったときの判断方法

まず、内定通知に記載された回答期限を確認します。次に、仕事内容や雇用条件が自分の希望と合っているか、他社の選考を待つ必要があるかを整理します。

  1. 内定通知と労働条件を確認する。
  2. 回答期限と返事の方法を確認する。
  3. 入社する意思が固まっていれば、期限内に承諾する。
  4. 迷いがある場合は、期限前に延長を相談する。
  5. 入社しないと決めた場合は、早めに辞退を伝える。

既卒であることを理由に、返事を急いで曖昧に決める必要はありません。一方で、期限を過ぎても連絡しないのは避け、判断が間に合わないときは期限前に企業へ相談しましょう。

内定後の返事は、「入社するなら承諾」「まだ決められないなら期限延長の相談」「入社しないなら辞退」と、意思に合わせて早めに伝えるのが基本です。最初に回答期限と労働条件を確認し、自分の結論に合った方法で連絡してください。